団体戦で争う柔道の全日本学生優勝大会最終日は29日、東京・日本武道館で体重無差別の7人制による男子が行われ、日大が1997年以来となる28年ぶり6度目の優勝を果たした。決勝で93年以来の制覇を狙った天理大を3―1で下した。
日大は決勝で2―1から大将の三崎大和が勝負を決めた。史上最多の優勝27度を誇り、2連覇を目指した東海大は準々決勝で桐蔭横浜大に敗戦。世界選手権男子100キロ級銀メダルの新井道大が反則負けを喫した。3位は桐蔭横浜大と明大。
一昨年覇者の国士舘大は部員による大麻使用などの疑いの発覚を受け、出場を辞退した。