石破茂首相は29日、公邸で共同通信のインタビューに応じ、与党内にある連立拡大論など政権枠組みの在り方に関し、参院選後に検討する考えを示した。「政治状況を見て、最もふさわしいものを考えていく」と述べた。参院選の議席獲得目標を非改選と合わせて与党過半数となる自民、公明両党で50議席だと重ねて表明し「必達かつ重要目標だ」と語った。「決して低い目標ではない」と強調した。
参院選で目標を実現できなかった場合の自身の責任の取り方については明言を避けた。「当選に向けて考えられる限りの手段を尽くす。その後どうするかということを今論ずるべきだとは思わない」と主張した。