大阪・関西万博の開幕前、会場の上空を予行飛行するブルーインパルス=4月

 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の大阪・関西万博会場上空での飛行の詳細が固まったことが30日、関係者への取材で分かった。7月12、13日に計2回、大阪市の人工島・夢洲上空で約15分間パフォーマンスを披露。詳細は、近く公表される見通し。

 関係者によると、夢洲上空の飛行は両日とも午後3時ごろ〜同15分ごろ。関西空港を離陸後、大阪府吹田市の1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」や大阪城、通天閣といった観光名所の上空を飛んでから、会場へ向かう。

 4月13日の万博開幕日に飛行予定だったが、悪天候で中止となった。吉村洋文知事が、国に改めての実施を要請していた。