日本スポーツ協会は1日、国民スポーツ大会の開催自治体の準備、運営を支援する新組織「国スポサポートセンター」の事務所を東京都内に開設した。6月27日付で一般社団法人として登記を済ませた。開催地の負担軽減のためノウハウを蓄積、共有して運営の効率化を図る。
今後、旅行代理店やチケット販売会社、イベント会社なども参画する予定で、各都道府県からの要望を集約した上で具体的な支援内容を決める。日本スポ協の岩田史昭常務理事は「国スポが持続可能な大会になるよう、自治体の負担軽減のためセンターの役割を全うしていきたい」と述べた。
支援組織の設置は、国スポ改革に関する有識者会議の提言に盛り込まれていた。