岐阜県は1日、県広域防災センター(各務原市)で6月27日に地震体験装置を体験した80代女性が、揺れの勢いで脇腹を手すりにぶつけ、骨にひびが入るけがを負った、と発表した。

 装置は室内に設けられており、振動台が前後左右、上下に複雑に揺れ、最大震度7の地震が体験できる。

 県防災課によると、装置に異常はなく、操作も通常通り行われていた。同課は「今後は小さいお子さんやご高齢の方が利用される際はこれまで以上に安全確保にかかる注意喚起を行っていく」とコメントした。