天理大は2日、ラグビー部員2人が大麻所持などの麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、同部の部長の解任、監督の職務停止3カ月、部は7月末まで活動停止とした処分を公式サイトで発表した。捜査当局による尿検査などの結果、他の部員に疑いは認められなかった。
天理大は部員が逮捕された6月11日に対策本部を設置。警察の捜査に全面的に協力するとともに、独自の検査も実施。法令違反が疑われる新たな情報は確認されなかったという。再発防止のため、コンプライアンス研修の実施や寮の管理体制の再構築、匿名相談窓口の設置などを決めている。