3日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比31銭円高ドル安の1ドル=143円58〜59銭。ユーロは10銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円51〜57銭。

 時間外取引で米国の長期金利が低下したことで日米金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。市場では「6月の米雇用統計の発表を3日夜に控え、投資家の様子見ムードが出ている」(外為ブローカー)との声があった。