英南東部エセックス州の病院を訪問したキャサリン英皇太子妃=2日(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】昨年がんの治療を受け、今年1月に「寛解」を発表したキャサリン英皇太子妃(43)が2日、英南東部エセックス州の病院を訪れ、治療を終えた後も以前とは同じような生活ができず「とてもつらい」と打ち明けた。闘病生活は「患者にとっても、家族にとっても人生を変える経験だ」と語った。英メディアが報じた。

 キャサリン妃は、患者らに対し「治療後は前に進もう、元の状態に戻ろうという気持ちになるが、実際にはその後の段階が本当に大変だ」と説明。新たな日常を見つけるには時間がかかり「順調にいくと期待しても、現実には難しい時期もある」と苦悩を伝えた。