「障害者の声を閉ざさない政治を皆さんと一緒に実現したい」。れいわ新選組から比例代表で立候補した木村英子氏(60)は、東京都多摩市の京王聖蹟桜ケ丘駅前で第一声。「再び私を国会に送り出してください」と訴えた。
車いすに乗った木村氏は「重度障害があるので持つかどうか分からないが、なんとか最後まで戦い抜きたい」と力説し、重い障害がある人向けの「重度訪問介護」サービスの充実などを主張した。
木村氏は2019年参院選で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦氏とともに初当選を果たし、本会議場の議席の改修といった参院のバリアフリー化が進んだ。