京都府警は3日、通勤時に運転免許証が失効した状態でオートバイを運転したとして、道交法違反(無免許運転)の疑いで、伏見署の20代男性巡査を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。巡査は3日付で依願退職した。

 書類送検容疑は、今年4月24日と28日、京都市内でオートバイを無免許で運転した疑い。府警によると失効は1月で、4月に上司との面談で発覚。巡査は府警に対し、この他にも通勤時の無免許運転を約10回、業務中にも公用オートバイを運転したと説明したという。

 免許証の有効期限が表記された部分が削られており、巡査は「無免許運転しただけでなく隠そうとした。警察官として資質はない」と話したという。