【キーウ、ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は2日、米政権がウクライナへの兵器供給の一部停止を決めたことを受け、隣国ポーランドに搬入済みの防空システム「パトリオット」用ミサイルのウクライナへの輸送が停止されたと報じた。ロシアは攻撃を激化させており、防空兵器不足が被害拡大を招く恐れがある。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、「米国と防空を含む防衛支援について協議をしている。われわれは国民の安全を守らないといけない」と述べた。3日には、兵器供給停止に関して「明日か、近日中にトランプ米大統領と協議したい」と表明した。