JR東日本のロゴ

 3日午後1時25分ごろ、神奈川県茅ケ崎市のJR東海道線茅ケ崎駅で、高崎発熱海行き普通電車(15両編成)が所定位置を約10メートル通過して停車した。JR東日本横浜支社によると、30代の運転士が居眠りをしたのが原因。乗客約750人にけがはなかった。

 同支社によると、電車を後退させて位置を直すと進行先の踏切が正しく作動しなくなる恐れがあったため、そのまま先頭車両のドアを開けず、2両目以降から乗客を乗り降りさせる対応を取った。

 運転士は「走行中に一時的に居眠りをし、駅到着の際に非常ブレーキをかけたが、行き過ぎて停車した」と説明。下り線計3本に最大13分の遅れが出て、約1800人に影響した。