2024年パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実選手(32)が5日、宮城県警角田署の一日署長に就任した。漢字の読み方は異なるが表記が同じ縁で、同署が招待した。
「一日警察署長」のたすきをかけた角田選手は、同県角田市の「道の駅かくだ」で、利用客らを前に「事件に巻き込まれないように、防犯意識を持って行動してほしい」などとあいさつ。交通安全や特殊詐欺の抑止などを呼びかけるチラシを配布した。
報道陣の取材に応じた角田選手は、角田市について「親近感を持っています」と笑顔で話した。
近くの体育館内の道場では、地元の小中学生や高校生に柔道を教える機会も設けられた。