正式オープンした「上海レゴランド」=5日、上海(AP=共同)
 上海レゴランドで「西遊記」の孫悟空をモチーフにしたエリア=6月、中国・上海市(共同)
 「西遊記」の孫悟空をモチーフにした上海レゴランドホテルの客室=6月、中国・上海市(共同)

 【上海共同】中国上海市で5日、人気玩具「レゴブロック」をテーマにした大型テーマパーク「上海レゴランド」が正式オープンした。開園初日のチケットは完売。「西遊記」の孫悟空をモチーフにした世界初のエリアがあるほか、ジェットコースターなど70以上のアトラクションやショーを楽しめる。

 園内には孫悟空や近代都市などの八つのエリアを設置。ブロックの形をしたアスレチックや、ゴーカートを使った自動車運転を体験できる。ブロックを使ったパンダのオブジェや上海の観光地、外灘の風景も再現した。

 入場料金は時期に応じて6段階で大人が319〜599元(約6430〜1万2千円)、子ども料金は255〜479元。併設のホテルには孫悟空や忍者などがテーマの5種類の部屋がある。

 レゴランドは日本では名古屋市にあり、上海は世界で11カ所目。市郊外の金山区にあり、市内中心部からは高速鉄道に乗り最速18分で最寄り駅に到着する。