2026年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックの実施競技である車いすカーリングの体験会が5日、札幌市で開かれた。混合ダブルスで日本代表に内定している小川亜希、中島洋治両選手もゲストとして参加。エキシビション戦でプレーするなどし、競技の魅力を伝えた。カーリングの有力選手らが集うオールスターゲームの一環で、6日も開催される。
体験会では車いす利用者が棒状の道具を使い、ハウス(円)をめがけてストーン(石)を滑らせるショットに挑戦。円上で止まったり、別の石をはじいたりすると歓声が上がった。札幌市の会社員三上妙さんは「意外と石が重かった。テレビで見るより何倍も楽しかった」と満足げだった。