インターネット番組「ニコニコ生放送」の討論会を終え、写真に納まる(右から)社民党の福島党首、れいわ新選組の山本代表、国民民主党の玉木代表、日本維新の会の吉村代表、自民党総裁の石破首相、立憲民主党の野田代表、公明党の斉藤代表、共産党の田村委員長、参政党の神谷代表、日本保守党の百田代表=6日夜、東京・銀座

 参院選では、各党が有権者に訴えたい主張を込めたキャッチコピーをポスターやビラに載せ、浸透を図ろうと躍起になっている。

 自民党は「この国を動かす責任がある。」を採用。「やると言ったら、やり切る。」と説く公明党は、食料品に適用される消費税の軽減税率導入に尽力した経緯などを街頭演説で紹介する。

 立憲民主党は「物価高から、あなたを守り抜く」。日本維新の会は「社会保険料から、暮らしを変える。」。共産党は「物価高騰から暮らしを守り、平和で希望が持てる新しい日本を」と公約に明記する。

 国民民主党は「手取りを増やす夏。」をスローガンにした。れいわ新選組は「れいわ、以外ある?」と消費税廃止や10万円給付といった独自政策の浸透を目指す。参政党は「日本人ファースト参政党」を掲げた。

 社民党は「がんこに平和!ミサイルよりコメを!」と力説。日本保守党は「日本を豊かに、強く。」とし、「失われた30年を終わらせよう」と呼びかける。みんなでつくる党は、誹謗中傷対策で「命と尊厳を守る」をテーマとした。