ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】連休明け7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、連休前の3日と比べて422・17ドル安の4万4406・36ドルで取引を終えた。トランプ米政権が日本や韓国などに新たな関税を課すと公表したことを懸念し、売り注文が膨らんだ。ほぼ全面安の展開となり、3日終値からの下げ幅が600ドルを超える場面もあった。

 トランプ大統領は、8月1日から米国が輸入するあらゆる日本や韓国の製品に25%の関税をかけるなどと交流サイト(SNS)に投稿。関税強化が米経済に打撃を与えるとの見方が広がり、投資家心理が悪化した。