【カイロ共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は7日、西部ホデイダ沖の紅海で6日起きたリベリア船籍の貨物船攻撃について、実行したのは自分たちだと認める声明を出した。ロイター通信によると、ホデイダ沖では7日にも別の貨物船が無人艇攻撃などを受け、乗組員2人が行方不明となって負傷者も出ており、フーシ派が実行した可能性がある。
ロイターによると、フーシ派が民間船を攻撃したのは昨年12月以来初めてとみられる。フーシ派は6日の攻撃理由について、貨物船の所有会社がイスラエルの港を利用したと主張した。
フーシ派は2023年10月のパレスチナ自治区ガザの戦闘開始後、イスラム組織ハマスへの連帯を掲げた。