【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、自身の交流サイト(SNS)で、クーデター計画などの罪で起訴されたブラジルのボルソナロ前大統領について「魔女狩り」の被害に遭っていると擁護し「ボルソナロに手を出すな」と投稿した。ブラジル側が内政干渉だとして反発する可能性がある。
トランプ氏は投稿で、ボルソナロ被告は何の罪もないのに政敵から攻撃されていると主張し「私にも同じことが10倍起きた」と強調。「唯一の裁判はブラジルの有権者による裁判、つまり選挙だ」と書き込んだ。
ボルソナロ被告は過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれ、2022年大統領選でルラ現大統領に敗れた。