10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比1円01銭円高ドル安の1ドル=145円83〜84銭。ユーロは68銭円高ユーロ安の1ユーロ=171円23〜27銭。

 9日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが優勢だった。前日に円安ドル高が進行した反動から「持ち高調整で円を買う動きが加速した」(外為ブローカー)との声もあった。