【クアラルンプール共同】ルビオ米国務長官は10日、ロシアのラブロフ外相と訪問先のマレーシアで会談する。国務省が発表した。停滞するウクライナの和平交渉について協議する。トランプ大統領は交渉に消極的なプーチン大統領への非難を強めており、対ロ追加制裁を本格的に検討すると表明している。
ルビオ氏とラブロフ氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議出席のためにクアラルンプールを訪問。日本や米国、中国、ロシアなどが参加するASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議でもロシアのウクライナ侵攻が議題となる見通し。
両氏は今年2月、サウジアラビアの首都リヤドで協議し、交渉の糸口を探ってきた。