カブス戦の九回に今季35号を放ち、大リーグ史上最速の通算350本塁打に到達したヤンキースのジャッジ=12日(ゲッティ=共同)

 ヤンキースのジャッジが12日、大リーグ史上最速の出場1088試合目で通算350本塁打に到達した。カブス戦の九回1死二塁で、高めの直球を右中間席へ放り込む今季35号を放った。

 アスレチックスとカージナルスで通算583本塁打を放ったマグワイアの1280試合を大幅に更新。ただ、チームは敗れ、ジャッジは「(記録については)正直、何もない。勝てていれば最高だった」と話した。(ニューヨーク共同)