【キーウ共同】米CBSテレビは12日、複数の外交筋の話として、トランプ大統領が就任以来初となるウクライナへの新たな資金援助を検討していると報じた。攻撃を激化させるロシアをけん制する狙いがありそうだ。

 トランプ氏は、停止していたウクライナへの兵器供給の再開も承認していた。ロシアを巡り「14日に重要な発表をすると思う」と述べており、追加の対ロ制裁を示す可能性もある。

 米政府関係者はCBSに対して、トランプ氏が資金援助の財源としてバイデン前政権下で残された38億5千万ドル(約5600億円)を利用できる可能性があると述べた。