福岡県朝倉市で地元住民らとの意見交換に臨む石破首相=13日午後

 石破茂首相は13日、2017年の九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市を訪れ、当時の被災現場を視察した。地元住民と意見交換し「日本は世界有数の災害大国だ。できれば世界一の防災大国にしたい」と意欲を強調。予知能力の向上や事前防災に取り組む考えを示した。

 避難所の体制整備の重要性にも触れ「家族で被災し、家も壊れて絶望の淵にいる人たちに、温かい手を差し伸べることが大事だ」と語った。