【ワシントン共同】国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長が来年のW杯開催国である米国のトランプ大統領に接近している。ニューヨークのトランプタワーに事務所を開設することを決定。良好な関係を構築して大会を成功させたい狙いだが、「事実上、トランプ氏の懐を肥やすものだ」(米MSNBCテレビ)との批判が上がっている。
トランプタワーは一族が運営するトランプ・オーガニゼーションの拠点で、トランプ氏の「不動産王」としての象徴だ。FIFAが7日にタワーで実施した事務所開設の発表イベントにはインファンティノ氏のほか、トランプ氏の次男エリック氏が参加した。