15日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日終値を挟んで一進一退の展開となった。外国為替相場が円安ドル高方向に振れたことを支えに、輸出関連株の一角で買い注文が優勢だった。株価水準が高い半導体関連株の一部は売られ、平均株価は下落する場面もあった。
午前終値は前日終値比47円66銭高の3万9507円28銭。東証株価指数(TOPIX)は1・34ポイント高の2824・15。
円安による業績押し上げ期待が高まった機械株などが値を上げた。長期金利の上昇で利ざや改善が見込まれる金融株も堅調な値動きだった。