気象庁

 暖かく湿った空気の影響で、15日は関東甲信や東海で大雨となった。気象庁は、17日にかけて北―西日本で土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう求めた。東―西日本の太平洋側を中心に、非常に激しい雨が降る恐れがある。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

 気象庁によると、日本のはるか東に中心がある高気圧が勢力を強めて張り出し、縁に沿って南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる。高気圧の張り出しが続き、17日にかけて大気の状態が非常に不安定となる。

 15日は静岡県富士市で1時間に69・5ミリ、愛知県田原市の田原で61・0ミリの非常に激しい雨を観測した。