「アマゾン・ベッドロック・エージェント・コア」を説明するAWS幹部=16日、米ニューヨーク(共同)
 米アマゾン・コムのロゴ=2月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手アマゾン・コムは16日、生成人工知能(AI)を利用する企業向けの新たな基盤「アマゾン・ベッドロック・エージェント・コア」を発表した。人の代わりに業務をこなす「AIエージェント」を本格導入する土台として、複数の業務支援機能をまとめて提供し、採用拡大を促す。

 業界では、AIが人間の指示に従ってプログラムを自動作成し、業務をこなす「エージェント型」の仕組みに注目が集まっている。グーグルやマイクロソフト、オラクルなど米国勢による企業向けサービスを巡る競争が一段と激化しそうだ。