11月6〜9日に愛知、岐阜両県で開催される自動車の世界ラリー選手権(WRC)ラリー・ジャパンの実行委員会は17日、東京都内で記者会見を開き、高桑春雄競技長は岐阜県恵那市のコースに一般車両が進入して競技を妨害した昨年の問題を踏まえ「新たなコース設定、一般車両が入りにくい設定や、なるべく安全に留意した形の設定を検討している」と述べた。
全14戦で争う今季WRCの第13戦で、両県での開催は4年連続。愛知県豊田市の市街地を走行する新コースなど20の競技区間の合計タイムで競う。会長を務める豊田市の太田稔彦市長は「現地観戦で得られる体験価値や競技の魅力を感じてほしい」とアピールした。