【クーパーズタウン(米ニューヨーク州)共同】アジア出身選手として初めて米国野球殿堂入りしたイチローさん(51)が28日、米国野球殿堂にはめ込まれた自身のレリーフを、初めて実際に見た。
カジュアルなジャケット、サングラス姿で妻の弓子さんを伴ったイチローさんが登場するとファンから拍手と歓声が起こった。前日は表彰式でレリーフを手にしたが「とても重かった」とイチローさん。ここまでの歩みを確かめるかのように手を置いた。
イチローさんはその後、殿堂に隣接するダブルデー・フィールドで米国野球殿堂のポッドキャストにゲスト出演。大受けだった前日のスピーチについて問われ「まず日本語で準備し、それを英語にしたが妻の能力がすごく高かった。妻でもあり、編集長でもあった」と振り返った。