仙台市内の中華料理店大阪王将の店内にナメクジが大量にいると元従業員がSNSに虚偽の投稿をした事件で、店の営業を妨害されたなどとして運営会社などが元従業員の受刑者の男と伊藤優太仙台市議に対し、計5500万円の損害賠償を求め、仙台地裁に提訴していたことが30日、分かった。提訴は23日付。

 訴状によると、原告は運営会社と社長、当時の店長。虚偽の投稿とSNSでの拡散で多大な経済的、精神的な損害を受けたと主張している。伊藤氏については「(男による)行政への虚偽の告発、記者会見の開催を援護した」と指摘している。

 伊藤氏は取材に「訴状が届いていないので、コメントは差し控える」と話した。