東京証券取引所

 31日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日終値からの上げ幅は一時300円を超え、取引時間中として3日ぶりに、節目の4万1000円を回復した。前日の米国のハイテク株高が波及し、平均株価への影響が大きい半導体、人工知能(AI)関連株の一角が買われた。

 午前終値は前日終値比366円21銭高の4万1020円91銭を付けた。東証株価指数(TOPIX)は21・39ポイント高の2941・57。

 外国為替市場で円安ドル高が進み、業績改善観測が高まった機械など輸出関連株が上昇した。平均株価が前日までの4営業日続落で計1100円超下げた反動で、割安感が出た銘柄に買い注文が入った。