大阪・関西万博会場で、万博関連グッズを万引したとして、大阪府警は1日までに、窃盗容疑で少年(16)ら2人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、府警は少年宅から万博のラッピング列車の模型などを押収。2人が売却目的で窃盗を繰り返した可能性もあるとみて調べる。
捜査関係者によると、2人の逮捕容疑は6月、万博会場のオフィシャルストアで、関連グッズを万引した疑い。
少年の自宅などの関係先からは、鉄道模型以外にも複数の万博関連グッズが見つかったという。フリマサイトで高値で取引されている商品もあり、府警は出品していたかどうかも調べている。
会場での万引の摘発は相次いでおり、公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみなどを盗んだとして、大学生の男2人が6月に逮捕された。うち1人は「転売目的だった。限定品は高く売れる」と供述した。