1日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日の米国株安や半導体関連銘柄の下落が重荷となり、前日終値からの下げ幅は一時400円を超えた。
午前終値は前日終値比155円16銭安の4万0914円66銭。東証株価指数(TOPIX)は12・32ポイント高の2955・39。
前日の米国市場で主要な株価指数がそろって下落した流れを受け、売り注文が先行した。前日に国内半導体大手が業績予想の下方修正を発表、関連銘柄が値下がりして相場を押し下げた。
外国為替市場での円安ドル高の進行を追い風に自動車などの輸出株の一角は買われ、平均株価は下げ幅を縮める場面があった。