地震による石川県の死者(8月1日時点)

 石川県は1日、能登半島地震の影響で心身に負荷がかかり亡くなった「災害関連死」が新たに11人認定されたと発表した。地震の死者は石川、新潟、富山3県で累計636人となった。

 死者の内訳は、建物倒壊などによる「直接死」が石川で228人。災害関連死が石川395人、新潟6人、富山7人。

 石川県で災害関連死として新たに認定されたのは七尾市5人、輪島市5人、穴水町1人。このうち七尾市の90代女性は、入所中の施設で被災し、震災によるショックや環境変化などで体力が低下。循環不全で死亡し、災害との因果関係が認められた。