三菱UFJ銀行で西日本地域を統括する早乙女実副頭取(59)が2日までに共同通信のインタビューに応じ「新たな技術やアイデアによる産業の新陳代謝は必要不可欠」と話し、スタートアップ(新興企業)支援に力を入れる方針を示した。
支援の一環として、大企業や自治体が抱える環境や健康、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった課題の解決策を新興企業から募るイベントを9月に大阪市で開催する。パナソニックホールディングスや積水ハウス、大阪ガスなど約20社・団体が参加し、新興企業の案が採用されれば1件当たり最大1千万円を支援する。