世界水泳選手権から帰国し、笑顔を見せる競泳女子の成田実生=4日、羽田空港
 世界水泳選手権から帰国し、取材中に涙を浮かべる競泳女子の池江璃花子=4日、羽田空港

 世界水泳選手権の日本代表が4日、シンガポールから羽田空港に帰国した。競泳400メートル個人メドレーの女子で銀メダルに輝いた18歳の成田実生(ルネサンス金町)は「すごくうれしい。この経験をさらなるレベルアップにつなげたい」と声を弾ませ、男子で昨夏のパリ五輪に続いて2位となった20歳の松下知之(東洋大)は「まだまだ経験が足りない。まずは日本記録を目指して頑張る」と進化を誓った。

 本命とする女子50メートルバタフライで決勝進出を逃した池江璃花子(横浜ゴム)は涙を浮かべ「頑張ってきた分、結果を出せなくてすごく悔しいし、申し訳ない気持ちがある」と声を詰まらせた。