“観光地”と“日常食”の交差点

株式会社Review(リビュー/大阪市中央区/代表取締役:藤本茂夫)は、「人」と「IT」のチカラを組み合わせ、全国の実在する店舗・施設・法人などのデータを独自に収集・整備し、提供するデータプロバイダーです。
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観光と日常が交差する、沖縄の地元グルメ
沖縄といえば、「リゾート」「観光地」「南国グルメ」といったイメージが根強くあります。ガイドブックやSNSで紹介される飲食店の多くは、タコライスや沖縄ステーキなどを華やかにアレンジした観光客向けの店舗です。しかし、実際に沖縄に暮らす人々が日常的に通う店や、地元で何十年も営まれている老舗食堂には、まったく異なる「沖縄の食の姿」がありました。
「観光で消費される表面的な沖縄」ではなく、「暮らしのなかに息づく沖縄」 こそが、郷土料理の本質であり、そこには観光客には見えにくい深い魅力があります。
では、全体の飲食店ジャンルランキングで4位にランクインしている「和食・郷土料理」ジャンルに注目してみましょう。
ジャンル「和食・郷土料理」市/郡別ランキング

2025年7月時点における和食・郷土料理の出店件数を市/郡別に見ると、以下のエリアが上位を占めました。
1位:那覇市(449件)
2位:国頭郡(118件)
3位:宮古島市(87件)
4位:中頭郡(79件)
5位:石垣市(70件)
全体の飲食店数ランキングでは上位に入っていなかった宮古島市と石垣市が、「和食・郷土料理」ジャンルでは上位にランクインしました。
沖縄の飲食店数 市/郡別ランキング

特に宮古島市は、全体9位から3位へと大きく順位を上げる結果になりました。
これは、観光地としての特性と「沖縄らしさ」への需要の高さがあります。本島とは異なる離島ならではの文化や風土を活かし、観光客に地元の味を届ける店舗が多く出店しています。
地域の人々が日常的に通う“地元密着型の食堂”と、観光客をターゲットにした“郷土料理を前面に出した店舗”が同じエリアに共存している点も、他地域とは異なる特徴です。
特に沖縄そばや島野菜を使った料理は、地域性の強いグルメとして定着しており、「食」を通じた体験価値の提供が評価されていると考えられます。
観光と日常が交わる島の特性が、地元グルメの発信力を高めているといえそうです。
「そば vs うどん」地域別に見る出店傾向の違い
「そば」と「うどん」--一見似ているようで、実は地域ごとの文化や嗜好の違いが色濃く表れるジャンルです。
今回は、出店データをもとに、2025年7月時点の沖縄・東京・大阪の“麺類事情”を比較してみました。

地域で変わる「日常の一杯」
沖縄といえば「ソーキそば」。そんなイメージを裏づけるように、出店ジャンルのデータを見ても沖縄県では「うどん」よりも「そば」の店舗が多いことが分かりました。観光客向けにとどまらず、地元の人々の“日常食”としても親しまれていることがうかがえます。
さらに市/郡別で見ても、宮古島市は「麺類(そば)」ジャンルの出店数でも2位にランクインしており、離島においても“そば文化”が根づいていることがデータからも明らかでした。
続いて東京都も、「うどん」より「そば」が多いという結果でした。東京は、古くからの江戸そば文化の影響が色濃く、駅近の立ち食い店や街中の老舗が今なお健在です。都市生活の中での“早い・うまい・手軽”なニーズに応える存在となっています。
対して、大阪では「うどん」が「そば」を上回る結果に。だし文化が根づく関西では、「きつねうどん」や「かすうどん」など、地域ならではのバリエーションが豊富で、外食・家庭問わず定番の味として親しまれています。
このように、同じ「麺類」でも、地域ごとの歴史や食文化の違いによって、出店傾向にユニークな特徴が表れます。文化がにじむジャンルの違いから、各地の食の個性が見えてくるのもデータの面白いところです。
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【第1弾】沖縄県内の飲食店データ"21,331件"を無料公開(ジャングリアOPENで活性化する沖縄県応援プロジェクト)

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【株式会社Reviewについて】
<商号> 株式会社Review(リビュー)
<代表者> 代表取締役CEO 藤本 茂夫
<所在地> 〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-4-7おおきに御堂筋瓦町ビル8F
<設立> 2016年3月
<資本金> 112,620,000円(準備金 100,620,000円)
<事業内容> データDXサービス「macci」の運営・企画・開発
IT×人によるオリジナルクレンジング技術の提供
<受賞> オール大阪企業家支援プロジェクト StartUP 第11回ビジネスプランコンテスト 特別大賞
<HP> https://re-view.jp/
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