【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比152・81ドル安の4万4785・50ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を22日に控え、利益確定や持ち高調整の売り注文が優勢となった。
パウエル氏は22日午前、西部ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる経済シンポジウムで講演を予定。発言内容から利下げへの姿勢を見極めようとの思惑から、投資家が慎重姿勢を強めた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続落し、72・55ポイント安の2万1100・31。