鳥取、島根両県の小学生らが自然環境の大切さを学ぶイベント「子ども探検スクール」が23日、鳥取県境港市の焼却発電施設で開かれた。小学生らは、廃油やプラスチック、木くずなどのごみが電気に生まれ変わる過程を見学し、驚いた様子でリサイクルを学んだ。
イベントには12組27人が参加。カードゲームでごみのリサイクルについて理解を深めた後、焼却発電設備や廃熱で海ブドウを養殖する施設を見て回った。母親と参加した松江市の小学5年庄司蒼真さん(11)は「ごみが電気になるのがすごかった」と、興味津々な様子で話した。
両県内の5市が参加する「中海・宍道湖・大山圏域市長会」が主催した。