社会人野球の第96回都市対抗大会は28日、東京ドームで開幕し、5年連続42度目出場の西濃運輸(大垣市)は30日に初戦を迎える。今年4月から野球部長としてチームをまとめる同社の田口幸太郎副社長執行役員(45)に、大会への意気込みやチームの仕上がりについて聞いた。(宮本覚)
-就任の抱負は。
「歴史と伝統のある野球部。創部65年の節目に大役を任され、責任の重さを感じている。田口義展前部長の下、4強入りした昨年の良い流れをどう引き継ぐかが課題だ。昨年、大黒柱と呼ばれた吉田聖弥投手がプロに進み、周囲からも心配されるが、予選では新人も活躍し、チームとして頼もしい姿を見せてくれた」
-チームづくりのテーマは。
「グラウンド内の戦略や戦術は監督に任せ、私は“愛されるチーム”を意識している。強さだけではなく...