EV「eビターラ」を発表するスズキの鈴木俊宏社長(左)=1月、ニューデリー

 【ニューデリー共同】スズキは26日、インド西部グジャラート州の工場で、同社初の電気自動車(EV)「eビターラ」出荷開始の記念式典を開いた。日本を含む100カ国以上に輸出する計画で、インドからのEV輸出としては最大規模としている。

 スズキの鈴木俊宏社長は式典で、インドのモディ首相が掲げる製造業振興策「メーク・イン・インディア(インドで作ろう)」に触れ「このビジョンがスズキのインド投資を後押ししてきた」と語った。モディ氏も式典に出席した。

 スズキはeビターラのインド国内販売も展開する予定で、販売店やサービス拠点への充電設備設置を進めている。