近鉄グループHDの若井敬社長は29日までに共同通信のインタビューに応じ、大阪市の人工島・夢洲と三重や京都、奈良を結ぶ直通観光列車を運行する方針を明らかにした。「統合型リゾート施設(IR)を訪れた方々に質の高いサービスを提供したい」と強調し、利用者層の拡大に意欲を示した。
大阪・関西万博を開催している夢洲では、カジノを含むIRが2030年秋ごろに開業し、国際会議場や劇場も設けられる予定。三重県の伊勢志摩など観光地とのアクセスに強みを持つ近鉄グループHDは観光列車の運行で、会議参加者らを取り込みたい考えだ。
若井氏は「IR開業までに動かすことを目標にしている」と話した。