静岡県伊東市議会は30日の議会運営委員会で、学歴詐称を指摘されている田久保真紀市長に対する不信任決議案を9月定例議会の初日となる来月1日に採決することを決めた。議員19人全員が提出に賛同しており、可決される見通しだ。5月29日就任から約3カ月で不信任決議案が出されるのは異例。
不信任決議案は、学歴問題を調査する市議会の特別委員会(百条委員会)への出席を拒否し、「卒業証書」とされる書類の提出を拒んだことなどが法令違反に当たるとし「市長として不適格である」と指摘。
7月に辞職の意向を示し、その後、撤回した言動などが「多くの市民を困惑させ、市政を混乱させている。責任は重大で言語道断である」などと批判した。
委員会で四宮和彦議員は「市政の混乱が続く状況は、必ずわれわれの力で変えていかなければいけない」と提案理由を説明した。
市議会は来月1日、田久保氏を地方自治法違反の疑いで刑事告発するとしている。
不信任決議の可決は全議員の3分の2以上が出席した上で、4分の3以上の賛成が必要。