自民党兵庫県連は31日、緊急の拡大幹事会を開き、党総裁選の前倒しに賛同する方針を全会一致で決めた。7月の参院選や昨年の衆院選での惨敗を受け、石破茂首相(自民総裁)に組織のトップとして責任を取るよう求める意見が多数に上った。
幹事会には県選出国会議員や県議ら約30人が出席。県連会長の末松信介元文部科学相によると、首相の政権運営を評価した上での前倒し慎重論も一部あったものの、最終的には賛成の意思を示す方針に異論は出なかった。
滋賀県連も役員会で総裁選前倒しに関し意見交換。小鑓隆史会長によると賛否は五分五分で、9月2日に報告される参院選総括を受けて改めて協議する。