広島市安佐南区の広陵高

 日本学生野球協会は4日の審査室会議で高校14件、大学3件の処分を決め、広島・広陵高で不適切な指導があったとして、コーチ1人に8月21日から3カ月の謹慎処分を科した。

 同校は詳細を文書で発表。4月に部員を注意する際に約1分間の正座をさせたもので、8月の全国選手権大会辞退後、指導体制を見直す中で判明し、広島県高野連などに報告した。学校で独自にコーチを6カ月の謹慎処分とし、開催中の秋季大会には関わっていないという。