「祭りブリスベン」で美濃和紙など県産品を紹介したオーストラリア岐阜県人会のブース=オーストラリア・ブリスベン(いずれもオーストラリア岐阜県人会提供)
岐阜県人会のブースを訪れる人たち
約2万人が来場した「祭りブリスベン」
「祭りブリスベン」の実行委員会会長を務めたヒンツ容子さん(左から2人目)

 オーストラリア東部のブリスベンで6日、日本の食や文化を紹介するイベント「祭りブリスベン」が開かれました。オーストラリア岐阜県人会も出展し、美濃和紙や飛騨春慶塗など岐阜県産品を紹介しました。(岐阜新聞デジタル独自記事です)

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 「祭りブリスベン」は州内最大規模の日系イベントです。在住日系人を中心としたブリスベン青年団の主催で、オーストラリア岐阜県人会会長のヒンツ容子さん(下呂市出身)が中心になって2018年に立ち上げました。7回目の今年は飲食の屋台など約100店が出店し、約2万人が来場しました。

 岐阜県人会のブースでは、美濃和紙や美濃焼をはじめ、飛騨春慶塗、郡上八幡の藍染めや下駄、大垣の枡(ます)、岐阜和傘などを紹介しました。飛騨のさるぼぼが人気だったといいます。

 祭り実行委員会会長を務めたヒンツさんは「2万人以上の来場者に来ていただき、多くのオーストラリアの方に日本文化を楽しんでいただけてよかったです。草の根レベルで日本とオーストラリアの架け橋になれたらうれしいです」と話していました。

 ブリスベンは32年の夏季五輪・パラリンピック開催地に選ばれています。