静岡県伊東市議会で不信任決議が全会一致で可決され、引き揚げる田久保真紀市長=1日

 静岡県伊東市選挙管理委員会は11日、学歴を巡る問題で田久保真紀市長が議会を解散したことに伴う市議選を10月12日告示、同19日投開票とする日程を決めた。定数20に対し、前職19人の大半のほか、田久保氏を支持する新人らも複数出馬するとみられ、選挙戦になる見通し。

 解散は、市議会が1日、田久保氏に対する不信任決議を可決したのを受けた対応。新しい議会で再び不信任決議が可決されれば田久保氏は失職し、50日以内に市長選が行われる。可決には議員の3分の2以上となる14人以上が出席し、過半数の賛成が必要となる。

 東洋大を除籍となっていた田久保氏は、市広報誌で卒業したとのプロフィルを紹介した。