三重県御浜町の特別養護老人ホーム「エイジハウス」で、職員が入所者に罵声を浴びせたり、髪の毛をつかんだりするなどの行為が2件発覚し、調査の結果、町が虐待と認定していたことが18日、町への取材で分かった。
町によると、4月、介護福祉士の男性職員が、入居者の80代女性に入浴後服を着せる際、暴れた女性の髪の毛を引っ張るなどした。2024年9月には、他の男性職員が廊下を歩き回る別の高齢女性に罵声を浴びせ、無理やり押さえ付けてソファに座らせたという。
今年6月、虐待疑いの行為があると内部通報があった。7月までに職員への聞き取りを進めた結果、行為を確認し、虐待と認定した。