「男性育休白書2025」の都道府県別ランキング

 積水ハウスは19日、男性の家事・育児力を都道府県別に調査し、ランキングにした「男性育休白書2025」を発表した。首位は2年連続で沖縄だった。育児休業取得日数や妻から見た男性の家事・育児時間が多かった。2位以下は岡山、福井、大分、山形と続いた。最下位の47位は2年連続で兵庫だった。

 調査は、小学生以下の子どもと同居する20〜50代の男女計約9300人を対象にインターネットで実施した。妻から見た男性の家事への関与度や1週間当たりの家事・育児時間など5項目を数値化し、順位を付けた。

 沖縄は育休取得日数でトップだったほか、家事・育児時間と「男性の家事・育児幸福度」が2位だった。

 岡山や福井は、家事・育児時間に関する項目の順位が上がったことが貢献した。各項目の1位は「家事・育児実践数」が高知、「関与度」は宮崎、「時間」は岡山、「男性の家事・育児幸福度」は佐賀だった。

 白書では、家庭内コミュニケーションの満足度が高いと、男性の育休期間中や終了後の満足度も高くなることも示した。